金融車の注意点についてお問い合わせが多く
頻繁に質問をいただくので
簡単に基本的な注意点を
ご紹介していこうと思います。
①購入に当たっては現金取引のみ
金融車とは既にローンが組まれた車両になるので
重複してローンを組んで購入する事はできない為
基本的には現金一括のお取引になります。
ただし銀行フリーローンなどを使うと
所有権などは関係ないので
銀行で事前にローンを組んで
支払いを分割にする事は可能です。
上記についてはご自身で銀行窓口で
ご相談下さい。
②良し悪し見極めが難しい
金融車は基本的に保証なし
ノークレーム・ノーリターンになっています。
普通の中古車同様に
ボディのキズや事故・修復歴などの確認
他にもエンジンの音やボンネット内部
車内の使用状態など慎重に
確認したいところですが
ある程度は試乗をさせてもらえば
状態もわかると思います。
もちろん車両の大事ですが
金融車を買うときに
一番気を付けなければいけないのは
使用者書類です。
最低でも必ず
使用者の印鑑証明、委任状、譲渡証の
3点書類の原本完備
委任状、譲渡証に押されている印が
印鑑証明の実印かどうか
必ず確認してから購入しましょう。
とくに個人出品の車両は気をつけましょう。
業者から購入することをお勧めします。
③正規ディーラーで整備できない
正規ディーラー持ち込みで整備メンテナンス等は
受けることはできますがお勧めしません。
特に所有権がディーラーの場合は
引き上げ対象車両になっていたりすると
最悪の場合はディーラーに預けたことにより
戻ってこなくなるケースも考えられるからです。
④ナンバー変更ができない
基本的には所有者・使用者が変わらないということは
ナンバーも管轄ナンバーそのままですが
使用者様の承諾とある条件が満たされている車両は
ナンバー変更が可能です。
⑤車検が通らない
雑に扱われた金融車に多いのが
自動車税や放置違反金の滞納です。
もちろん支払いをしてしていれば
車検を受ける事ができますが
場合によっては悪質とみなされ
抹消登録されてしまっていたり
納税拒否されてしまうこともあります。
購入時には支払い状況の確認をし
場合によっては業者さんから
納税証明書をもらいましょう。
⑥任意保険に加入できない
この項目も厳密にいえば加入はできます。
その時の状況や加入している
保険会社などよってはおりない場合があります
全損と盗難に関しては加入していても
保険では対応してもらえない場合があります。
⑦中古車として売れない
一般の中古車買取業者には買取ってもらえません。
金融車としての売買は可能ですので、
金融車購入後の処分の仕方は
購入したところに買い取ってもらうか
他の金融車を扱っている業者さんに
買い取ってもらうかの二択になってきます。
買取金額がローン残高を下回るとき
それでも資金調達や現金を残したい方
一般の買取店とは違い
お取引当日に現金をお支払いたします。
お客様がご納得されるまでご相談に乗り
お力になれるよう精一杯頑張らせて頂きます。
信用情報機関には登録・お問い合わせは致しません。
個人情報管理は徹底致しておりますので
ご安心してお問合せ下さい。